コーポレートガバナンス
当社は、経営環境が急変する現代社会において、企業が安定的に成長し続けていくためには、適正利益と適正規模でバランス経営を目指す健全性、人材の育成と獲得による資源の確保、お客様に満足頂けるサービスの提供が必要最低限と認識しております。コーポレート・ガバナンスの実効性を高め、法令遵守を徹底していける会社こそ、社会環境から求められる企業であり、顧客、従業員、地域社社会の皆様を始めとしたステークホルダーの皆様に資するため以下にコーポレートガバナンスの指針を定めます。
１.コンプライアンスの遵守を確保するための体制
（当社における職務の執行における法令および定款との適合性確保のための体制）
当社は、企業理念を実現するため、行動指針を定める。
経営者は、法令、定款および行動指針を遵守する。
経営者は、当社の従業員に対する法令、定款、企業理念および行動指針に関する教育・啓蒙活動の実施、当社内の闊達なコミュニケーションの促進等により、社内環境の整備、意識の浸透および文化の醸成に努める。
当社は、相互協力のもと、コンプライアンスの遵守を確保するための体制強化や、コーポレートガバナンスの充実に取り組む。
当社は、反社会的勢力とは取引関係も含めて一切の関係をもたない。反社会的勢力からの不当要求に対しては、組織全体として毅然とした対応をとる。
２.業務の効率性を確保する体制
（当社における職務の執行の効率性確保のための体制）
経営者は、職務分掌、権限、責任を組織職務権限規程等において明確化する。
当社では、将来の取締役会の設置を念頭に置き、現行は各種専門家からなる顧問で形成された経営会議（以降経営会議）と経営者が、効率性が失われない範囲内において、相互に牽制できる体制とする。
経営者は、経営会議を通じ、各経営顧問に対し、積極的に課題等の共有および報告を行う。
３.情報セキュリティの基本方針
（当社における情報の保存および管理に関する体制）
経営者は、情報資産に対し、組織的、人的、物理的、技術的手段を講じて、安全かつ適正な管理、運用を行う。
経営者は、当社役職員が情報セキュリティの重要性を認識し、高い意識を保持できるよう、必要な教育、研修を実施する。
経営者は、関連する諸規程および管理体制について、随時、評価、見直しを行い、継続的に改善を図る。
経営者は、各種情報の重要性の認識を統一し、規程等において各種情報の重要性に応じた管理を実行することにより、効率性を確保しつつ、その安全性を強化する。
当社情報システム部門、品質保証部門および内部統制部門は、当社の情報セキュリティ管理全般を統括、推進する。また、当社顧問はこれを補助する。
４.リスク管理体制
（当社における損失の危険管理に関する規程その他の体制）
経営者は、事業上の重要なリスクを認識・分類・評価し、これに対応する。
経営者は、事業上の重要なリスクに関しては、経営会議等においてこれを共有、対応策を判断し管理を行う。
経営者は、リスク管理に係る規程および体制ならびにその方法について、定期的チェックおよび改善を行う。
経営者は、企業外部からの情報についても、適切に利用し、経営会議に適切に伝達する。
経営者は、内部統制に係る開示すべき重要な不備の情報を、経営会議を通じ、各顧問およびその他の関係者に対し、適切に伝達・共有する。
当社内部統制部門は、当社のリスク管理全般を統括、推進する。また、担当顧問はこれを補助する。
５.内部統制担当顧問の整備運用評価の実効性確保
（当社における内部統制担当顧問への報告に関する体制、および内部統制担当顧問の内部統制評価業務の実効性確保のための体制）
当社は将来の監査役設置を念頭に置き、内部統制担当顧問の内部統制評価を実施している。
経営者は、経営会議等において当社内部統制担当顧問に対し業務報告を行う。
経営者は、その他、随時重要事項発生時には、内部統制担当顧問に迅速に状況報告を行う。
当社の業務担当責任者は、内部統制担当顧問への報告会において内部統制担当顧問に対し業務報告を行う。
内部統制担当顧問は、内部統制評価業務がより実効的となるよう当社総務部門、経理部門等と積極的な情報交換を行い、連携を図る。
６.財務報告の基本方針
（当社における財務の基本方針）
当社は、中小企業会計要領に準拠したした財務報告を行うために、財務報告に係る内部統制システムを構築し、財務報告の信頼性を確保する。
当社の経理部門責任者は、当社の財務報告に係る内部統制システムを主管し、重要な勘定科目と財務報告に係る内部統制上重点的な対応が必要となる業務を内部統制担当顧問と協議の上決定する。
経営者は、当社の財務報告に係る内部統制上重点的な対応が必要となる業務を、リスク評価を実施の上、文書化し、その運用を監査する。
以上
